開発支援ツールの紹介 - GreenHopper


ENRAPTでPMをやっている関口と申します。

僕は普段は開発チームの側面支援として、開発以外のコトに時間を割いているのですが、このブログでは開発に密接に関係している開発支援環境についていくつか紹介していこうと思います。

初回となる今回はもっとも利用頻度の高いAtlassianのJIRAについて紹介します。

Atlassian JIRA

ENRAPTでは、開発のタスク管理にAtlassian OnDemandを使っています。これは、JIRAのホスティングサービスで、面倒なセットアップの手間無く、また良く使われるプラグインなどもあらかじめインストールしてあるものです。10人までなら10$/月 という価格も、1ヶ月の試用期間というのもすぐ始めて、合わなかったら使うのをやめられるのでお手頃です。

BTSというと、他にもRedmineTracBacklogといったものもあります。何故JIRAを利用しているかというと、管理が楽(OnDemandの場合)というのと、カスタマイズの豊富さやGreenhopperBonfireといった一緒に使えるツールの魅力があります。

GreenHopper

GreenHopperはJIRAにアジャイルプロジェクトの支援機能を付け加えるアドオンです。
おおざっぱに言えば、JIRAのチケットをストーリーやタスクと見なして、パーキングロットで管理できるようにしたものです。

Scrumではよく付箋でストーリーやタスクをオフィスの壁にはったりしていますが、それをそのままWebでできるようにしたもの、と考えるとわかりやすいです。
ENRAPTではプロジェクトの初期コンサルティングから開発までを一貫して行っていますが、そのためお客様先に訪問していることが多く、なかなかプロジェクトメンバーが一箇所に集まることができません。
Daily Scrumなどはhangoutで実施することも多いのですが、そのときにGreenHopperを見ながら話をしたり、コメント書いたりしています。

GreenHopperが紙に比べていいところもあります。パーキングロットに表示するチケットを検索条件で絞り混むことができ、「ビュー」のような使いかたができるのです。



特にエンタープライズのシステム開発では様々な局面があり、課題管理やお客様とのQA、業務分析・設計の工程管理、オフショア作業管理など開発以外のタスクも山のようにあります。これらを全部JIRAに投入しつつ、適切なビューを使い分けることで必要のない情報は表示しないようにできるのがGreenHopperの便利なところです。

いくつか便利な機能を紹介していきましょう

Epic

最近追加された機能で(新機能がすぐ使えるのもSaasならではです)、テーマ毎にストーリーを色分けすることができます。
タスクに分割する際、すぐに画面に入りきらないほどのタスクの数になってしまい、関連しているタスクがわからなくなりがちなのですが、Epicを使うと視覚的に整理できます。



Quick Filter

Quick FilterはBacklogやパーキングロット中のチケットを任意の条件でフィルタ出来るようにします。これを使うと、自分のタスクだけをみたり、あるコンポーネントに関連するチケットのみを表示したりすることができます。
壁に貼った付箋と違いGreenHopperの画面は狭いので、Filterを工夫することで画面を有効に使うことができます。

なお、JIRAの超便利な機能として、こういった検索条件を個人でいくつも持てるほか、他のメンバーに公開して使ってもらうことができます。これはGreenHopperや他のアドオンでも一貫して提供されているJIRAの基本コンセプトで、非常に強力で便利です。

Reporting

バーンダウンチャートや、ベロシティのグラフなど、標準的なレポートが備わっています。特にベロシティのグラフは、「遅れているからといって仕事を一杯積んでもはかどらない」ことが一目瞭然にわかってしまい便利でした(笑)





去年からGreenHopperを使い始めて、今ではほぼ全てのプロジェクトでGreenHopperを使っています。ちょっと取っつきにくいところもありますが(日本語マニュアルがないので)一度プロジェクトで使ってからは開発者自身で活用していて、管理者として作業するのはプロジェクトの作成くらいになりました。





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